初音ミクの楽器としての可能性を見せ付けられた

初音ミク合唱団のプーランク:「悔悟節のための4つのモテット」より?
ニコニコ動画(RC2)‐初音ミク合唱団のプーランク:「悔悟節のための4つのモテット」より?
コメントの「すげぇな、パイプオルガンが歌ってる」という言葉が、この作品の偉大さを物語っている。普段使っている平均律はどの音階に対しても微妙にずれているので、その分和音に濁りがあるのだが、純正律だと、それが消えて、非常に鮮明な和音になる。
しかし、人間が純正律で正確に歌うには、並外れた才能と、幼少からの鍛錬なくしては不可能だ。ミクなら、非常に手間はかかるとは思われるが、正しく調律することで、任意の純正律で歌わせることができる。
その結果がどれほど素晴らしいかは、この歌を聴いていただければわかると思う。