この動画がすごい!2008

ニコニコ部員が選ぶ 「この動画がすごい!2008」 - ニコニコ部
ということで、私も今年の年間ベスト動画を10個上げることにする。アイドルマスターは下半期20選企画、吉幾三は、IKZO the best 2008と、農家LOID殿堂で紹介するので、今回の紹介対象からは外した。
ということで。
レッツゴー!平沢進‐ニコニコ動画(ββ)
レッツゴー!平沢進‐ニコニコ動画(ββ)
平沢進は、その存在自体がMADではないか。異様なほど完璧に曲にはまっているが、映像はすべて公式だ。平沢進の迫力の前には、悪霊も退散するに違いない。三浦健太郎ホイホイの本拠地でもある。
【KAITO】パプリカED「白虎野の娘」兄さん10人前(+リン2人前)【平沢進】‐ニコニコ動画(ββ)
【KAITO】パプリカED「白虎野の娘」兄さん10人前(+リン2人前)【平沢進】‐ニコニコ動画(ββ)
KAITOの本気。平沢進の超絶ヴォーカルをKAITOで鮮やかに再現している。その後、原曲のコーラスがVOCALOID MEIKO/Lolaだったことがわかり、さらに驚きを加速した。上半期ベストからの選出。
パピ☆ューム       love the world‐ニコニコ動画(ββ)
パピ☆ューム       love the world‐ニコニコ動画(ββ)
超絶プレイを駆使する変態ベーシスト。これを聴くと原曲が何か足りない感じになる。トーキングモジュレーターを使う演奏は最高なのだが、画面の向こう側に旅立ってしまう映像の変態性も負けていない。
ケツドラムンベース‐ニコニコ動画(ββ)
ケツドラムンベース‐ニコニコ動画(ββ)
GTMT Recordsの放つ傑作Track。あまりに歪みねぇケツドラムで、突っ込みどころすらないほどの完成度を誇っている。完成度が高すぎて、逆に盛り上がりにくいほどだ。
【KORG】DS-10でリッジレーサーの「GRIP」(Ver.1.0-Release)【DS-10】‐ニコニコ動画(ββ)
【KORG】DS-10でリッジレーサーの「GRIP」(Ver.1.0-Release)【DS-10】‐ニコニコ動画(ββ)
DS-10プロデューサー、佐野信義の代表曲「Grip」を、たった1台のDS-10で完璧再現。全体を通してレベルが高いが、イントロは、本物の曲を聴いたことがある人でも間違えるほどだ。佐野信義氏自身も、ライブでとても楽しんで聴いていた。
【スタイラス】DS-10とStylophoneとSX-150でオリジナル‐ニコニコ動画(ββ)
【スタイラス】DS-10とStylophoneとSX-150でオリジナル‐ニコニコ動画(ββ)
どれもわずか数千円しかしない楽器であるにも関わらず、とんでもなくいい楽器のように見えてくる、スーパーパフォーマンス。3つの楽器とも、自分で実際に使って演奏してみたが、どうやってもこの美しさの1%も引き出せなかった。
ニコニコ年間タグランキング ベスト100【part1】‐ニコニコ動画(ββ)
ニコニコ年間タグランキング ベスト100【part1】‐ニコニコ動画(ββ)
ニコニコ動画で使われているタグを、登録数を基にランキング。こんなタグがこんなに使われていたのか、と改めて驚かされる。データ解析的には、抜けがあったり、除外基準が今ひとつだったりするのが気になるが、ここまで作り込んだのは本当に見事だ。
テスラコイルでエヴァ演奏‐ニコニコ動画(ββ)
テスラコイルでエヴァ演奏‐ニコニコ動画(ββ)
ほとばしる雷光、唸る轟音。どう見ても音楽を演奏するようなものではない、巨大なコイルから、なぜか音楽が。これも実物を目の前で見たが、あり得ない光景だった。平沢進も、今年、ついにライブに使うことができたという*1
魂のソフラン‐ニコニコ動画(ββ)
魂のソフラン‐ニコニコ動画(ββ)
「洗剤を入れてスイッチ」洗濯に洗濯を重ね、極限まで清潔になったネタを投入して生まれた傑作。洗剤ネタを駆使した台詞とタイトルは、すみずみまでまったく汚れがない。
(合体)ガチムチメドレー ?2008 糞晦日 漢の発展?‐ニコニコ動画(ββ)
(合体)ガチムチメドレー ?2008 糞晦日 漢の発展?‐ニコニコ動画(ββ)
今年最後を飾る、あまりに歪みねぇ兄貴最強メドレー。圧倒的な技術力をバックに、容赦なく原曲レイプを積み重ねる姿は、神々しさすら放っている。工作もまったく歪みねぇ。



アイドルマスター吉幾三を除くと、思った以上に見ていなかった1年だった。しかも、いいものを記録から取り出してきても、もっといいものがアイドルマスター吉幾三で作られていることも多く、それが、さらに選ぶのを困難にした感がある。
アイドルマスター吉幾三でもっといいものがあるのは、そちらで紹介することにして、こっちからは外した。

*1:テスラコイルが放つ電波はあまりにも強力で、周囲の電子機器を破壊することさえある。電波が漏れるのを防ぐため、金網で周囲を覆うことで、ようやくライブ会場で使うことができた。