ニコニ広告、最初の10日間
今日の12時に、ニコニ広告の仮運営期間に出稿された広告の、掲示期間が終了した。
ここで、私が最初に出した広告の傾向について、簡単にまとめておこう。
出稿した動画：11
使用したポイント：1300
広告を掲示したタグ：アイドルマスター(6)、カープ、野球、シューターホイホイ、P-MODEL、吉幾三、戸川純、TM_NETWORK
実際に広告を出した個別の動画については、また改めて書くつもりなので、ここでは、傾向を。
タグごとの広告表示回数
くっきりと、3つのグループに分裂した。
多い：野球(12382)、吉幾三(6509)
中間：カープ(2205)、シューターホイホイ(2697)、P-MODEL(2797)、戸川純(2614)、TM_Network(3732)
少ない：アイドルマスター(326?392)
アイドルマスタータグは掲載期間に影響されるかと思われたが、必ずしも、掲載が早いものが表示回数が多いとは限らないようだ。
ちなみに、出稿はしなかったが、アイドルマスターの各アイドルのタグの場合も、表示確率とタグ検索回数から推測すると、アイドルマスタータグと同様、少ないグループになると思われる。
ここから、出稿戦術を考えてみよう。
- 競争の激しいタグは避ける
いきなり10万ポイントを超える動画が出るような、広告の激戦区に出しても、表示される回数は伸びない。表示数が少ない割に広告数が多いタグも同様だ。
- ニコ厨的でないタグは有利
野球タグは、ニコ厨の趣味のメインストリームからは、明らかに外れているが、タグとしては重要なため、タグ検索回数は多かった。結果、競合が少なく、表示回数は大きく伸びている。
- 流行が過ぎたタグは意外と伸びる
動画に依存するため、狙うのは難しいが、かつて大流行したが、今はそうでもないタグについては、タグ検索回数は比較的多く、広告はあまり出稿されない。
- そこそこ有力な固有名詞タグを狙う
表示回数が中間にグループされたタグは、いずれも、メインストリームからは遠いが、それなりに検索されているタグだ。このレベルのタグだと、広告の出稿数は非常に少なく、簡単に独占できる。
再生回数の増加は？
アイドルマスタータグで表示した動画中、ほとんど再生数の増加が止まっていたものは、10?20程度増加している。表示回数を考えると、クリック率はかなり高かったと言えるが、根本的に表示回数が少なすぎるので、あまり効率は良くない。
他の動画の大半は、再生数増加が止まっていなかったので、広告の影響がどれくらいあったかはわからないが、吉幾三タグで出稿した動画だけは、例外的に3桁の再生数増加を記録していた。
それよりも、その動画では、とても楽しんでたくさんのコメントを残していった人がいたことの方がうれしかった。宣伝したかいがあるというものだ。
今後は？
プレミアム会員に配られた最初の100ポイントの多くは、2週目までにはき出されてしまうだろうと思われる。3週目以降になると、また傾向が変わってきそうだ。継続的に広告を出して、動向を追いかけていくことにする。
