トカチゴールド2行ってきた

去年に引き続き、今年もトカチゴールドに行ってきた。
わかむらPが、Twitterで「なんかDJってよりライブみたい!」と発言していたが、確かに、クラブイベントよりはライブに近い雰囲気だった。
観客が、展開に応じて思い思いに反応を返すのがクラブイベント、曲の展開を覚えておいて、それにあわせて統一された反応を返すのがライブ(この場合は、アイドルや声優のライブのイメージだが、普通のライブでも、曲が終わったら拍手、とか、決まったパターンがある)。*1
で、今回は、みんな知ってる曲がかかることが多く、しかも、クラブイベントにはなれていなくても、ライブには慣れている人が多いこともあって、のりがどんどんライブっぽくなっていったように見える。
クラブイベントらしくないのりではあったのだが、盛り上がりは半端ではなかった。
hikePのクラシックRemix、sitaPのアイマス曲のハピコアRemixは、序盤を盛り上げるにぴったりのテンションの高さで、強烈に攻めてくる。
ここでライブ。
ntmPの「歌わないとでも思ったか!」でボルテージ上がりまくり。最後のGoMyWayキャンセルドリクラには激しくやられる。そうくるか。
ツナマヨPは、いつもと同じくトランスで。だが、様子がおかしい……って、脱いだ?!上半身リアル紳士スタイルで大暴走。終了後、ツナマヨP本人も「何で脱いだのかまったく覚えてない」という無意識の行動で、フロアが超ヒートアップしたところで、次にチェンジ。
fftq & orgoneP。すごかった。個人的には、今回のベストアクト。プレイしているorgoneP自身も楽しそうだったのだが、動画からも、とても楽しんで作ってるという感じが強く伝わってきた。
VJまで完璧に作りこんであるのは、映像担当がorgonePだから当然といえば当然なのだが、30分隙なく、実写とゲーム画像を組み合わせて圧倒的な完成度で作り上げてきたのは、驚異的過ぎる。
fftqのtrackも最高で、VJと音に集中して、踊る余裕すらないほどだった。
あまりの威力でボルテージ最高状態のまま、TPTPのターンに。ぜんぜん勢いが落ちねぇ!
アイマスメンバーのサンプリングボイスの圧倒的な洪水で突っ走りまくる。
ここでもうひとつのライブ。ピアニート公爵の登場だ。
ステージの右上にスタッフ席があって、そこにつながる階段があったのだが、ピアニート公爵の演奏をこの目に収めるべく、DJやスタッフが鈴なりに。
そうしたくなるのも当然としか言いようがない、圧倒的な演奏だった。Here we go!!があんなにすばらしいクラシックになるとは。蒼い鳥の演奏も、動画で見たときの衝撃を思い出させるものだったのだが、間奏のラストで、女性が一人、ステージに上がってくる。
「?」
間奏が終わると、予想通り歌い始めたのだが……音程が帰った!!!後ろのスクリーンに「live ChinkouP(YoungerSister)」の表示が!!!
まさかのちんこうP(妹)の登場で、会場は大混乱。噴出すのを抑えきれずに苦しむ様子の人が続出している。
「ちん……こんにゃくPです!」じゃねぇよ!突然の妹ゴールド発生。公爵も「クラシックはリズムが自由。こんにゃくPは音程が自由。最高のコラボレーションではないでしょうか」とまで堂々と言い切ってしまう。
会場は、笑っていいのか、ピアニート公爵の演奏を楽しんでいいのか、音程が帰った様子を堪能すればいいのか迷いまくり。その状況自体がとんでもなく面白く、さらにみんな笑うのを抑えるのに苦労する状態に。どうしてくれよう。
何とか、こんにゃくP&ピアニート公爵の演奏を(吹き出すのを抑えて)聞き終えたところで、クーマPのターンに。
前回、クーマPは、ターンテーブルを持ち込み、アイマス要素0のダンスクラシック一直線のDJプレイで、イベント的にはアウェイの内容でありながら、最高のプレイで大いに盛り上げただけに、今回も期待がかかる。
今回は、前回とは選曲を変え、日本語の歌ものハウスやアイマス曲のRemixをメインでかけてくる。参加者に配慮した選曲になったが、DJの威力は変わらず、あまりにも格好良すぎる。最高だ。
そして、わかむらPのターンに。わかむらPも、前回同様、VJまで完璧に作りこんでの登場だったのだが……ガチムチ、エア本とネタ的に暴走しまくり。全体の1/3はアイマス要素0の凶悪なネタで突っ走る。
後半はWakamuraRecycle状態。みんな曲を知ってるので、曲に合わせてコール連発。この辺、わかむらPが「ライブみたい!」と言ったのがわかるような感じに。
最後に、未来派先生登場。
出てきただけで最高に盛り上がる。VJもすごい。亜美真美が、ののワさんが、ミクがJumpStyleを踊ってるよ!
このVJは、あとでKIDPから、「ゆりあPと分担して、リアルタイムですべて制御していた」と聞いてさらに衝撃を受けた。「同じことは二度とできない」とも言っていたが、リズムに合わせて、その場ですべて制御して、あれほどの映像を見せるのは、ほとんど神業と言っていい。すばらしい。もう一度やれといわれても無理というのも、納得だ。
未来派先生は、「むっつりすけべー」「げりげり?」をはじめとする、亜美真美のせりふのところで、客に向けて手を上げてくる。
やるしかないよな。
「むっつ?りすけべ?!」
前回のときもだったが、今回もリアル紳士の社交場に。あまりに激しすぎて脱落、後ろで聞きに回る人が続出したと、後ろにいたひとから聞いたが、それも仕方ないほどの圧倒的なテンションのまま、ラストに。
今回、DJもすばらしかったが、VJの威力もただ事ではなかった。TPTP、未来派先生のターンのVJは、リアルタイムと聞いて唖然としたほどの威力で、大いにイベントを盛り上げていた。
で、3回目、もちろんやるんですよね?

*1:日本の野球の応援がライブ、メジャーリーグの応援がクラブイベント、という感じ