超ライブ充(4th/chapter.2)

と言うことで、昨日のライブの続きだ。
目当てのバンドも出終わって、後は、未知のバンド/ヴォーカリストの中から、私の心を引きつけられるものが見つかるかどうか。とりあえず、リラックスして聴くモードに入るべく、体をほぐす。
the Third. So' Fly
準備中のステージを見ていると、座席と、座席に合わせた高さの譜面台が置かれている。座って演奏する楽器が来ると思ってみていると、その席はバイオリンとチェロで埋められた。他にステージの上にあるのは、ターンテーブルとマイクスタンドだけだ。
何が始まるんだ?
否応なしに興味がわいてくる。静かに流れ出すストリングの音色。そして、ラップ。
ラップ?それも、これはHip-Hopのラップじゃない。どうなるんだと思っていたところに、8beatのリズムが。ハウスだよ、このリズム。
イントロから思い切り意表を突かれ、すっかりペースに飲まれてしまう。
So'Fly 「ROCKSTAR」
So'Fly 「ROCKSTAR」‐ニコニコ動画(SP1)
「座席じゃなかったら、絶対全力で踊りまくってるよ」
いきなり予想を超えるいい音楽に出会って、もう絶好調。次も期待モードで迎える。
the Forth. 高杉さと美
魔法の鍵 ?The Dream Goes On
魔法の鍵 ?The Dream Goes On‐ニコニコ動画(SP1)
今回はソロだったのだが、ソロのいい動画が見あたらなかったので、これで。
いいヴォーカルなんだけど、いまいち乗り切れない。コーラスも含めて、重要なパートの相当部分が録音だったからか?その証拠に、全パート生演奏だった、最後のバラードでは、そこまでとはだいぶ違う印象に。
他が生音を大量に叩き込んでいただけに、惜しかった。実力の外の部分だから、なおさらに。
the Fifth. 小柳ゆき
……とりじゃない?ラストだと信じ込んで油断していたところに登場。
見物のつもりで見ていたはずが、あまりの強烈なヴォーカルに、一瞬で飲まれる。
「こんなに凄かったのか」
後はもう、押し流されるだけ。どうしようもない。こんなに凄いヴォーカルを生で聴いたことは、これまでの人生になかった。デビュー当初の売れまくっていた頃と比べても、驚異的なまでにレベルアップしてるんじゃないか?
勢いに飲まれたまま、最後に。
the Last. LGYankees
今度こそ、っ向からHipHop。最初はちょっとぴんと来なくて、バックダンサーの芸術的なまでに鮮やかなダンスばかり見ていたのだが、途中から印象ががらっと変わる。
「どう見てもださいことを、堂々とやってやがるよ」
結婚する友をっ向から祝福したり、母への愛を告白したり、聴いてるこっちが恥ずかしくなりそうなくらいに泥臭くてストレートな歌詞。その曲を、「自分たちの代表曲」と言い切るスタンス。
LGY ankees  【 Dear Mama 】  歌詞付き
LGY ankees  【 Dear Mama 】  歌詞付き‐ニコニコ動画(SP1)
これがその曲。これを正面からぶつけられたら勝てないよなぁ。
これで、全部終了。ラスト、出演者全員がステージに出てきて、Final actに。
ステージと一緒になって歌う"Power to the people"は最高だった。
終わった後、友人とともに席を後に。So' FlyのCDを買って、metrotripの二人に挨拶をした後、帰途についた。