文学フリマにも行ってきた

さらに時間をさかのぼる。今日の昼は、文学フリマに行ってきた。
一番の目当ては、言うまでもなく、最終批評神話*1のわかむらP超ロングインタビュー。
他にも、このテーマなら私にとっても面白い本がいっぱいあるだろう、そう思って会場に向かったのが昼前。
これだけなら、買ってきた、だけで、別にレポートまで書くようなことではなかったのだが、会場に着いて、実際にゼロアカ道場のコーナーに行ってみたら、驚いた。
「凄い人だ」
元々そんなに広いコーナーではないのだが、入り口前の試読コーナーからすでに人があふれかえっている。置いてある見本を取って眺め、買う本を決めて3冊購入。ゼロアカ道場は、売り上げ冊数と事前評価点で順位付けが行われるということで、どこもものすごい力を入れて書いてきているらしく、ちょっと見ただけでも半端な面白さではなかった。どうやら、3位まで通過ということらしい。
とりあえず満足して、他のエリアへ。面白い本が思った以上に多い。いたるところで捕まり、何冊も買い込みながら一通り回った。
ここで同じく買いに来ていた人と合流する。もう一度、ゼロアカ道場のところに行ってみようということで行ってみると、ものすごい勢いで売れまくっている。一番売れていた最終批評神話は残り50冊を切っていた。時間はまだ3時間経っていない。他の本もかなり売れている。
「これはいくつも売り切れるんじゃないか」
批評の同人誌、それも、150スペースしかない小さなイベントに出したものが500冊完売するのは珍しい。様子を見ていったん離れ、しばし話していたが、気になるのでもう一度見に行くと、ちょうど最終批評神話が売り切れる瞬間に遭遇した。
この時点で最終批評神話が単独トップ。事前評価点の差があるので、まだひっくり返る可能性はあるという状況だ。
いったん離れ、近所の喫茶店で休憩、戻ってくる。
「1点差?」
戻ってきたら3サークル売り切れていた。そして、最終得点が確定していたのだが、1位と、2位の最終批評神話の間の得点差が1点。狙ってもできないようなきつい展開だ。
「最後まで見届けよう」
最終批評神話のブースで挨拶してきて、混雑がひどいのでいったん離脱。終了少し前に戻ってくると、さらに2つ完売、計5つ完売していた。他のブースもかなり残り少なくなってきている。
そこで、確定した点数を見てびっくり。
「4位が同点?」
まじかよ。
その後も着々と売れ続けるが、さらなる完売は出ず、終了。あまりの激戦のため、3位まで通過のところが、特別に同点4位の2サークルから二人が通過することになった。
ゼロアカ道場に来た客のかなりが他のエリアも見て回っていたようで、他のエリアも終始人が溢れていた。これは、大成功だろう。
ゼロアカ道場は、500冊8サークルでほとんど売り切れてたから、4000冊近く売ったことになる。どこの壁サークルだよ。
あまりの売れ行きに呆然としながら、リナックスカフェへ移動。オフのために集まっていた人に最終批評神話を見せたが、大好評だった。そして、ライブへと移動……(前に続く)

*1:アカウントがBST-72-Chihaya。明らかにわかって狙ってる